東芝<6502、株価 - チャート>は23日、15ナノメートルプロセスを用いたNAND型フラッシュメモリを開発したと発表した。

同製品は、世界最先端の15ナノプロセスを適用するとともに周辺回路の工夫により、世界最小クラスのチップサイズを実現。現行の19ナノメートル第2世代品と比較して、書き込み速度はほぼ同等、データ転送速度は高速インターフェース仕様の採用で1.3倍の速さを実現した。

同社では、今月末から四日市工場(三重県四日市市)で、現行世代の19ナノメートル第2世代品から切り替えて順次量産する見込み。今後も積極的に最先端プロセスに切り替えることで、生産性を高め、競争力の強化につなげる方針。

23日の終値は、前日比3円高の427円。