居酒屋を展開するコロワイド(7616)も、単元株数を500株から100株に変更したが、こちらは優待がもらえるのは500株以上の株主のまま。とはいえ、最低投資額が10万円台になったことで、タイミングを分けて少しずつ買えるようになるのはメリットだ。

「2010年に単元株数を引き下げた、塩やコショウを手がけるダイショーは、同時に100株保有の株主への優待の新設を発表して、株価が急騰しました。キリンホールディングスは株主総会のお土産も人気なので、お土産狙いでも12月の権利確定に向けて個人投資家がかなり増えるのでは」と、ブログ『毎日優待三昧』の管理人のrikaさんは予想する(今後のお土産の有無は未定)。

 rikaさんは、このほかケンタッキーフライドチキンを展開する日本KFCホールディングスやワコールHDなど、現在100万円以上の資金がないと買えない銘柄の単元株数変更も期待している。今後の単元株数変更や株式分割には要注目だ。

 ところで、今発売中のダイヤモンド・ザイ6月号では、こうした株主優待と配当を合計した利回りが高い銘柄を大公開している。最高利回りはなんと24.5%にもなる。さて、その銘柄とはいったい…。ランキングには10万円程度で買える銘柄も盛りだくさん。ぜひ、ダイヤモンド・ザイ6月号にも目を通して、高利回り銘柄選びに役立ててほしい。ダイヤモンド・ザイはアマゾン、楽天ブックスのほか、全国の書店にて好評発売中。