単元株数の変更や株式分割によって、最低投資額が引き下げられる銘柄が増えている。1年間の投資額が100万円というNISAもスタートしたことで、今後もこうした動きが活発になることを望みたいが、まずは、実際に最低投資額が下がった銘柄を見てみよう。

単元株の変更に合わせてキリンHDは

100株以上の株主にも優待新設を予定!

 単元株数の変更や株式分割によって、最低投資額が引き下げられる銘柄が増えている(表を参照)。有名株もしかりで、キリンホールディングス(東証1部、2503)は4月1日に、単元株数を1000株単位から100株単位に変更。これまで140万円程度の資金がないと投資できなかったが、約10分の1の14万円程度でまで下がり、NISA口座での投資も可能になった。単元株数の変更に伴って、キリンホールディングスは、100株以上の株主にも優待の実施を予定している。