15日の米国株式市場は不安定な展開となったが、続伸して終了した。コカコーラ<KO.N>やジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)<JNJ.N>の底堅い決算が株価を押し上げた。
一方、引き続きモメンタム株が売られ、ナスダックの上値は重かった。
米飲料大手コカ・コーラは3.7%高。四半期決算で売上高が市場予想を上回ったことが好感された。販売は欧州で落ち込み、北米は横ばいだったが、中国が堅調だった。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは2.1%上昇。決算が予想を上回り、通年の利益見通しも引き上げた。
半面、電気自動車大手テスラ・モーターズ<TSLA.O>は2.1%安、オンライン動画配信大手ネットフリックス<NFLX.O>は1.6%下落。医療機器メーカーのインテュイティブ・サージカル <ISRG.O>は1.9%下げた。
主要な株主からの買収提案の拒否を発表した家具リース・販売のアーロンズ<AAN.N>は4%下落。