シャープ<6753、株価 - チャート>が大幅に6営業日続落し、一時30円安の269円を付け、3月20日の年初来安値280円を更新した。午前11時9分時点で23円安の276円となり、東証1部値下がり率トップにランクされている。公募増資の検討を始めた、と13日付の朝日新聞が伝え、懸念要因となった。

報道によれば、液晶パネルを生産する主力の亀山工場(三重県亀山市)の構造改革を進め、業績回復への道筋をつけたうえで、年度内の実施をめざすとしている。調達額は2000億円規模になる可能性があるという。