早稲田アカデミー<4718、株価 - チャート>が続落基調となり、一時14円安の770円を付ける場面があった。午前11時6分時点で12円安の772円となっている。前週末11日引け後に14年3月期の連結業績予想を下方修正し、重しとなった。

14年3月期業績見通しは、売上高が189億1200万円から185億7300万円(前期比3.0%増)へ、営業利益は10億2400万円から6億9000万円(同24.4%減)に引き下げられ、一転して減益となる。塾生数は、年間を通じて前期比2%増前後で推移したが、非受験学年の集客が予想を下回ったうえ、2-3月の年度更新時期においても、入塾時期の分散化傾向および後ずれにより、新年度生が期待したほどには伸びなかった。費用面では、校舎運営の効率化による労務費・地代家賃の増加抑制や、集客への影響が少ない経費の削減に努めたが、売上高の減少分を補うには至らなかった。