ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)<JNJ.N>、ゴールドマン・サックス<GS.N>、グーグル<GOOGL.O>、IBM<IBM.N>などが決算を発表する。

11日の取引では、ナスダック総合指数は2月3日以来初めて4000を割り込んで終了。ナスダック<.IXIC>は月初来で4.7%の下落となった。ダウ工業株30種<.DJI>とS&P総合500種<.SPX>はそれぞれ2.6%、3%下げた。

相場の下落を受け、優良株買いが促されたことが1つの現象として挙げられる。ヤコブセン氏は「値動きが全体相場と比べてより大きい銘柄から、質の高い銘柄へ資金が流れているため、大型株が勢い付き始める」と述べた。

2013年は相場の上昇をハイテク関連やバイオ関連の銘柄がけん引。これらは最も割高感の強い銘柄となった。

これらの銘柄の売りは加速し、ナスダック・バイオテクノロジー株指数<.NBI>は7週連続で下落した。

また、ニューヨークのエコノミック・クラブでの16日のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長講演も、投資家の注目を集めることになる見通しだ。