<8170> アデランス 1104 +11アデランス<8170>は10日、2014年3月の月次動向を発表した。月次売上は、国内では、美材ルートを除く全てのセグメントにおいて前年同月比で増収となり、国内事業全体でも前年同月比23.4%の増収となった。

とりわけ、主力のアデランス事業(国内オーダーメイドかつら)においては、男性サロンの新規顧客向け売上高が前年同月比27.2%増、女性サロンの新規顧客向け売上高が同30.3%増と好調だった。フォンテーヌ事業(国内レディメイドかつら)においては、同55.3%増と大幅増収となっている。なお、海外事業においては、ヘアトランスプラント(毛髪移植)を手掛ける米ボズレー社の月次売上が4.7%減収となったが、昨年4月に子会社化した米ヘアクラブ社は4.4%増収と好調だった。

同社は、かつら(ウィッグ)を中心とした毛髪関連事業を手掛ける。国内シェアは男性用では2-3位、女性用ではトップ。米国、欧州、アジアでのグローバル展開も進んでいる。