<1873> 東日本ハウス 482 -3東日本ハウス<1873>は8日、東証2部から1部に指定替えとなった。同社は東北・関東を中心に全国に事業展開する戸建て住宅メーカー。太陽光発電システムを標準搭載した商品展開に特色がある。住宅事業以外にホテル事業やビール事業を手がけるほか、2014年9月には子会社工場用地を活用した太陽光発電事業を開始する予定。

第1四半期(2013年11月-2014年1月期)決算は、売上高が前年同期比13.8%増の108.67億円、営業利益が0.87億円(前年同期は2.90億円の赤字)、純損失が0.38億円(前年同期は4.18億円の赤字)となった。主力の住宅事業では季節要因により第1四半期の完成工事高が低水準となるなか、堅調な新設住宅着工戸数を背景に、最終赤字幅を縮小させた。受注残高は前年同期末比20.89億円の増加と堅調に推移している。

2014年10月期の業績予想については、売上高が前期比7.3%増の605.00億円、営業利益が同16.2%増の64.00億円、純利益が同7.9%増の50.00億円を見込んでいる。拠点拡充による営業力強化、耐震・エコ・健康などをコンセプトにした商品力の強化、マンション事業やネットゼロエネルギーハウス事業の推進を重点分野に位置づけ、3期連続の増収増益を目指す。