グレイロック・キャピタルの首席投資責任者(CIO)、ハンス・ヒュームズ氏は、非常に高い需要が見られるため、応札は発行予定額を大幅に超えるとの見方を示した。
ギリシャ国債利回りの低下を受け、その他のユーロ圏周辺国の国債利回りも低下。欧州中央銀行(ECB)による量的緩和実施の観測が遠のくなか、前週よりは高い水準にあるが、市場関係者は、ギリシャの国債発行が順調にこなされれば再び低下するとの見方を示した。
ポルトガル10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)低下の3.92%、アイルランド10年債利回りは2bp低下の2.95%、イタリア10年債利回りは2bp低下の3.20%、スペイン10年債利回りは横ばいの3.21%となった。
今週はアイルランドが10日に10億ユーロの10年債を発行するほか、イタリアが11日に最大72億5000万ユーロの3年債、7年債、30年債を発行する。