9日前場の日経平均株価は前日比266円44銭安の1万4340円44銭と大幅に4営業日続落。取引時間中での1万4400円台割れは3月27日(1万4227円81銭)以来の安値水準となる。寄り付きは、対ドル、対ユーロでの円高を受け、広範囲に売りが先行し、午前9時4分に1万4434円55銭(前日比172円33銭安)まで下落。その後、円伸び悩みとともに株価指数先物買いを交えて下げ幅を縮小し、午前9時24分に1万4502円02銭(同104円86銭安)まで引き戻したが、買い気は鈍く、再び軟化。先物売りが断続的に出て、引けにかけて下げ幅を広げ、一時1万4335円79銭(同271円09銭安)を付ける場面があった。