1日のロンドン株式市場は反発し、主要株価指数は一時3週間ぶり高値をつけた。米景気見通しの改善や中国の景気支援策への期待が追い風となり、景気敏感株が買われた。

FT100種総合株価指数<.FTSE>終値は54.24ポイント(0.82%)高の6652.61。同指数は米ISM(供給管理協会)製造業景気指数の改善を好感し上げ幅を拡大、3月12日以来の高値をつけた。

銀行株指数<.FTNMX8350>は1.2%上昇と、景気敏感株の中でもとりわけ上げが目立った。

鉱山株指数<.FTNMX1770>も中国政府による景気支援策への期待から1%上昇した。

リオ・ティント<RIO.L>は1.1%、ベダンタ・リソーシズ<VED.L>は0.9%それぞれ値を上げた。

BHPビリトン<BLT.L>は2.1%高と、鉱山株の上昇をけん引した。資産ポートフォリオの簡素化を検討しているとのニュースが支援材料。