寄り付きの東京株式市場で日経平均は続伸。上げ幅は100円を超え1万4800円台を回復した。取引時間中としては3月13日以来の水準。前週末の米国高や円安を好感し買いが先行。きょうは2013年度末であり、国内機関投資家から期末の評価額を上げるためのドレッシング買いが入るとの期待も株価を支えている。

不動産、自動車、保険などが買われ、電機、銀行もしっかり。半面、精密機器はさえない。

今週は米国で1日に3月米ISM製造業景気指数、2日に3月ADP全米雇用報告、4日に3月米雇用統計など重要指標の発表が続く。国内ではあす日銀短観が発表される。米経済指標については改善期待が高いものの、慎重に見極めたいとのムードもある。上値では戻り売りや利益確定売りも出ている。

寄り付き 前営業日比

日経平均<.N225> 14839.54 +143.51

日経平均先物中心限月 14840 +140