アルプス技研<4641、株価 - チャート>は製造業における製品の設計・開発分野を中心に技術者派遣および受託設計などの請負を行っている。

14年12月期予想の連結経常利益は前期比23.9%増の13億5000万円。「前期は、半導体向けに稼働率が悪化した前半の影響が年間でも響く格好となったが、足元では改善している。自動車分野は引き続き好調に推移しており、派遣先の時給引き上げの動きも業績面にとってプラスにつながる。派遣要請は引き続きおう盛で、この傾向はしばらく続く。」(経営企画部)という。

配当は、中間期に創業45周年記念配当を落とし中間期は10円とするが、期末に普通配当で8円を増やして28円とし、年間では38円を計画している。年3.8%台の予想配当利回りが下支え。25日・75日の両移動平均線のゴールデンクロスを視野にとらえ、押し目買い好機となりそうだ。

27日の終値は2円高の986円。