野村不動産ホールディングス<3231、株価 - チャート>についてクレディ・スイス証券では27日付で、投資判断「ニュートラル」(中立)を継続、目標株価は2400円から2200円に引き下げている。
同証券では業績予想を修正、あわせて目標株価を引き下げている。連結営業利益について、14年3月期722億円(前期比23.8%増、従来670億円、会社側計画は700億円)、15年3月期692億円(従来639億円)、16年3月期701億円(同628億円)と試算。上方修正要因はマンション分譲の各期において、1%程度、利益率を引き上げたことによるもの。一方で、4月以降の消費増税後の住宅需要に対する不安が株価バリュエーションの低下要因になると考えており、今後は住宅事業の利益率がどの程度まで悪化するかという議論がなされる可能性があるとコメントしている。
27日の終値は基準値比9円安の1912円。