電算システム<3630、株価 - チャート>は収納代行サービス事業と情報サービス事業が2本柱。14年12月期の連結業績予想は営業段階から増益見通しで、経常利益は前期比9.6%増の11億2000万円。
情報サービス事業では、郵便局向け業務(情報処理サービス、請求書作成代行など)や、地方自治体向けの情報系システム用機器販売が好調に推移。BPO(情報処理アウトソーシング)業務の量的拡大とサービスのワンストップ化による質的充実を目指す。
収納代行サービスでは、通信販売業を中心とした既存取引先の収納案件が着実に増加。「国内送金サービスに続いて、12年から始めた国際送金サービスでは、コンビニエンスストア以外での取り扱い窓口を増やし、今期黒字化を目指す」(業務部)という。外国人観光客の訪日機会の拡大で、今後、事業規模の拡大が見込まれる。
なお、株式分割を考慮した年間配当は22円(中間期11円)を予定している。
26日の終値は、前日比16円高の1095円。