大倉工業<4221、株価 - チャート>は合成樹脂フィルムを軸に、建材、光学機能性フィルムなど新規材料事業にも注力。

14年12月期予想の連結経常利益は前期比14.4%増の23億円。「建材事業が利益をけん引し、後半は合成樹脂の値上げ効果も効いてくる見通し」(豊田員史常務)という。新規材料事業では、タブレット端末やスマートフォン向けに液晶用光学フィルムが伸びており、今秋にも工場増設に着手する計画だ。期末一括配当は7円50銭を継続する予定。

バリュエーション(予想PER9倍台、PBR0.5倍台、予想配当利回り年2.4%台)面での割安さが目立ち、見直し買い好機といえそうだ。

26日の終値は、前日比4円高の312円。