1443GMT      25日終盤

ユーロ/ドル<EUR=>   1.3786      1.3825

ドル/円<JPY=>     102.34      102.26

ユーロ/円<EURJPY=> 141.12      141.35

26日終値   前営業日終値

株 FT100 6605.30(+ 0.41) 6604.89

クセトラDAX      9448.58(+110.18) 9338.40

金 現物午後値決め 1304.00  1313.50

*GMT:19時05分

先物清算値

3カ月物ユーロ(6月限)   99.71 (+0.01) <FEIM4>

独連邦債2年物(6月限)  110.42 (+0.03) <FGBSM4><0#FGBS:>

独連邦債5年物(6月限)  125.45 (+0.10) <FGBMM4><0#FGBM:>

独連邦債10年物(6月限) 143.41 (+0.17) <FGBLM4><0#FGBL:>

独連邦債30年物(6月限) 128.80 (+0.18) <FGBXM4><0#FGBX:>

<為替> 米経済指標が好調だったことで、ドルが主要通貨に対して上昇。主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.16%高の80.072となっている。

米国ではイエレンFRB議長が来春にも利上げに踏み切る可能性を示唆したことに対し、欧州中央銀行(ECB)高官は前日、金融政策が緩和される可能性があると示唆。こうした政策見通しの相違もドルの支援要因となっている。

ドイツ銀行(ニューヨーク)のG10為替戦略部門責任者のアラン・ラスキン氏は、「ECBが1つの方向に傾くなか、直近の連邦公開市場委員会(FOMC)、およびイレレン議長の発言から、FRBは反対の方向に傾いていることが判明した。これにより、中期的にドルは対ユーロで上昇すると見ている」と述べた。

ただ、ドルは新興国通貨に対しては下落。ウクライナ問題をめぐり、西側諸国がロシアに対する追加制裁発動を踏みとどまったことで、地政学リスクが緩和したことが背景。

<株式> ロンドン株式市場は小幅続伸。ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が4.9%急落したことに圧迫され、相場は一時の上げを縮小し、小幅な上昇にとどまった。

英政府は、保有するロイズ株式の第2次売却を実施。売却規模は42億ポンド(70億ドル)となった。売出価格は前日終値から4.6%ディスカウントされた水準だった。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は0.41ポイント(0.01%)高の6605.30。一時0.6%上昇する場面もあった。

トレーダーは、6637付近にあった50日移動平均を下抜けたことも、一時の上げを維持できなかった要因と指摘した。

一方、前週売られていた保険株に買いが入った。

スタンダード・ライフ<SL.L>は7%急上昇。資産運用会社イグニス・アセット・マネジメントの買収が材料視された。

欧州株式市場は続伸して取引を終えた。ウクライナをめぐる緊張が和らぎ、米景気指標が好調だったことを好感した。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は8.55ポイント(0.65%)高の1319.38。今月半ば以降、3.3%上昇した。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は33.53ポイント(1.08%)高の3130.17。

米国と同盟国が追加経済制裁の発動を見送ることで合意し、西側諸国とロシア間の緊張が和らいだ。