パナソニック<6752、株価 - チャート>が反発し、一時76円高の1209円を付ける場面があった。14年3月期の連結営業利益(米国会計基準)は前期比80%増の2900億円前後に達する見通しだ、と21日の日本経済新聞が伝えた。従来予想の2700億円(前期比67.8%増)を200億円程度上回るもので、市場コンセンサス(2937億円)にも近い水準となり、株価支援材料として意識された。

同紙によれば、住宅、自動車関連が好調なほか、コスト削減や円安も寄与するとしている。売上高は3%増の7兆5000億円程度の見込みで、従来予想の7兆4000億円(前期比1.3%増)を上回る見通し。

24日の終値は、前週末比68円高の1201円。