中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・副総裁は、一部債券のデフォルト(債務不履行)は市場の規律という観点からは前向きな現象で、理財商品の市場が一層健全な形で発展することを支援する可能性があるとの見方を示した。24日付上海証券報が伝えた。

システミックリスクを回避するために「自然に発生する」デフォルトは、「市場の規律を強化して金融商品の発行体と投資家の振る舞いを是正することに役立ち、また理財商品の健全な発展に貢献する可能性がある」と指摘した。