キヤノン<7751、株価 - チャート>が反落。野村証券では13日付で、投資判断「ニュートラル」(中立)、目標株価3461円を継続している。

同証券では決算プレビュー取材を実施。足元で事業環境はほぼ会社側想定通りであるものの、為替が会社側前提よりも円安に推移していること、レンズ交換式カメラの販売がやや想定を上回っていること、事務機はほぼ計画通りに推移していることから、全体では社会計画よりも、やや好調に業績は推移しているもようであり、好印象であったとコメントしている。

また、デジカメ事業不振の最大の理由であった、中国市場の落ち込みは、日本製品不買運動の本格化から1年余りが経過し、ほぼ悪影響は一巡したもようであるとしている。事務機は事業は主力のLBP(レーザービームプリンター)の回復に期待できると指摘している。

14日の終値は、前日比69円安の3032円。