太平洋セメント<5233、株価 - チャート>が反発し、一時19円高の430円まで買われている。12日引け後、14年3月期連結業績予想の上方修正と期末配当の増額を発表し、材料視された。
通期の業績予想で、売上高7980億円から8240億円(前期比10.2%増)へ、営業利益を480億円から640億円(同57.4%増)へ、純利益を130億円から210億円(同85.4%増)に引き上げた。国内のセメント、資源品などの販売数量が増加したことで、業績予想の修正に進んだ。
同時に、期末配当予想を従来の2円から3円(前期実績2円)に増額し、中間期配当2円(同2円)と合わせ、年間配当は5円(同4円)とする。
13年9月中間期(4-9月)決算は、売上高3984億1100万円(前年同期比12.7%増)、営業利益274億3800万円(同2.6倍)、純利益101億7600万円(同18.9倍)だった。
午後2時時点の株価は、前日比16円高の427円。