「脱水症状は夏に起こりやすい」というのは間違いではありませんが、実は冬でもよく起こるのです。冬場は特別動かない限りダラダラと汗をかくことってほとんどありませんよね。ではどうして脱水症状になってしまうのでしょうか。
それは乾燥した冬の空気が原因です。湿度が高いところに洗濯物を出しても乾きづらいですが、乾燥したところに出すとカラカラに乾きます。これと同じで、湿度の高い夏は体の水分が保たれるため、お肌はうるおった状態になりますが、暑いので体温調節をすべく汗をかき、体の水分が抜けて脱水症状になります。
乾燥している冬は汗をかいてもすぐに蒸発してしまうので、汗をかいた感覚がないことも多いのです。それどころか肌を通してどんどんと水分が抜けていってしまうため、体もお肌もカラッカラ!寒いからと水分補給を十分にしていない場合も多く、体はどんどんと水分不足になって脱水症状を起こしてしまうというわけ。
体の内側の水分が不足すると血行が悪くなって、お肌に十分な栄養やうるおいがいきわたりません。どんなに高いコスメでケアしても、しっかりと効果が得られないなんてもったいないですよね。だから冬場でもしっかりと水分補給をしましょう。
冷たい水を無理に飲まなくても大丈夫。寒い季節は温かい飲み物を活用してください。ただしお茶やコーヒーは利尿作用があるため、余計に水分が抜けることがあるので飲み過ぎにはご注意を。できれば白湯を飲むのがベストです。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131111-00010001-skincare