お風呂

お風呂あがり、入浴前に比べてお肌の乾燥が悪化したような気がしたり、かゆみが増してしまった経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。たっぷりのお湯に浸かっていたのだから、お肌も保湿されているはずなのになぜだろう、と不思議に思いませんでしたか?

実は、お風呂上りの身体はとても乾燥しやすい状態なんです。お風呂で熱いお湯に浸かったり、温度が高めに設定されているシャワーを浴びることで、お肌を保湿するために必要な皮脂が流れてしまいます。皮脂が流れてしまうと、お肌の水分を保持するための機能が十分に働かなくなるため、お肌が乾燥してしまうのです。

また、洗浄力の強いボディソープの使用やボディブラシやボディタオルでゴシゴシと強くこすってしまうと、お肌が傷ついてしまいます。傷ついたお肌は本来持っている、バリア機能もうまく働かないため、乾燥が進んでしまうのです。

お風呂上りの乾燥を防ぐために、シャワーやバスタブのお湯はぬるめの温度で設定するようにしましょう。乾燥肌の方は保湿成分入りの入浴剤もオススメです。

ただし、お肌に合うもの、合わないものがあるので、刺激を感じる場合は使用を中止し、すぐに洗い流してください。また、長風呂も体温が上がり毛穴が広がってしまい、そこからお肌の水分が逃げてしまうため、よくないです。

お風呂上りの保湿は5分が勝負です!タオルで水分を拭き取ったら、化粧水、乳液やクリーム、ワセリンなどできちんと保湿ケアをすることが大切です。お肌は濡れたままですと、自然に乾く際に、本来必要な水分まで蒸発してしまい、乾燥肌の原因となるので、タオルで優しく拭きましょう。

5分が勝負と言いましたが、タオルで強くこするように体をふくとお肌を傷つけてしまうので、急がずに、優しく丁寧に拭いてくださいね。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131111-00010000-skincare