マラソンは心臓に良くない―大学研究

マラソン選手を見ていると引き締まっていて、いかにも体にもいい気がしますし、心臓を強化している気になります。しかし新たな研究で26.3マイルのマラソンによる負担は一時的に心臓筋にダメージを与えている事が分かりました。

ラバル大学のケベックハートアンドランインスティチュートのエリック・ラロス博士は18歳から60歳までの20人のマラソンランナーを検査し、マラソン直後と3カ月後のランナーの体を評価しました。

その結果、激しい運動は心臓組織に害を与え、炎症やその他の健康問題を引き起こす事が分かりました。これはあまり健康レベルが高くない人や、普段からトレーニングをそれほどしてない人に顕著に現れました。

しかし、ここで強調すべきところは、”永続的なダメージはない”ということです。とは言ってもマラソンをするにはやはりそれなりのリスクが、全ての人につきまとう、ということです。
研究の一環として、男女ともに平均、週に8時間、または38マイル走ってもらい、その後血液と心臓機能の検査を行いました。

走った後、ランナーの半数に左右の心室機能の衰えが見られました。心臓の大部分が影響を受けると、心臓が腫れ、血流が弱くなります。

特に健康レベルが低い人やトレーニングをあまりしていない人は心臓の変化が大きく見受けられました。

年齢は関係なく、大きな基準となったのはトレーニングレベルでした。トレーニングが少なければ少ないほど心臓への負担が大きかったのです。

マラソンを出たい人で、でもさほどトレーニングをしていない人は要注意です。普段からしていない事をいきなりしようとしても体がびっくりして、心臓にダメージを与えてしまいます。参加したい人はしっかりトレーニングを行ってからにしましょう。

参考:Can Marathons Temporarily Hurt the Heart?
http://news.health.com/2013/10/31/can-marathons-temporarily-hurt-the-heart/