継続的にカルシウムを補給するためにも、カルシウムは乳製品だけでなく、小魚や緑黄色野菜など、さまざまな食品から摂ることがポイントです。

◆乳製品以外にカルシウムを多く含む食品
・緑黄色野菜(小松菜・ほうれん草など)
・小魚(いわし・コオナゴ・しらすなど)
・海藻類(ワカメ・ひじき・こんぶなど)
・大豆製品(大豆・豆腐など)

また、カルシウムはビタミンDと一緒に摂ると吸収率がアップします。ビタミンDが多く含まれるきのこ類(干ししいたけ、マイタケなど)や、卵・魚介類と一緒に摂ると、より効率的にカルシウムを体内に取り入れることができますよ。

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【不足している栄養素・その3】食物繊維
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食物繊維は日本人全体に不足していますが、特に10~30代の若い世代で不足しています。食物繊維の供給源は何といっても野菜・きのこ・海藻。食物繊維の不足は、そのまま野菜不足につながっています。食物繊維の1日の目標量(17g以上)を摂るためには、毎日の食事で野菜をたくさん摂ることを意識して、そのほかにも食物繊維の多い食材を取り入れていくことが必要です。

【食物繊維を効率的にとるポイント】
・菜は茹でたり、煮たりする
生野菜300gに含まれる食物繊維はおよそ10g。生野菜を300g食べるのは大変ですが、加熱するとカサが減るので、無理なくたくさんの野菜を食べやすくなります。

・ごはんやパンは精製していないものを選ぶ
白米よりも玄米や七分づき米、パンはライ麦パンや全粒粉パン、小麦胚芽入りのものを選びましょう。

・和食のお惣菜を選ぶ
和惣菜は、金平ゴボウ・ひじきの煮物・切干大根煮物など食物繊維が多い食材を多く使用しています。

今日ご紹介した不足しがちな栄養素3つですが、よく見ると、多く含まれる食材に同じような食材が並んでいるのが分かります。共通するのは、「野菜・きのこ・海藻」「大豆・大豆製品」です!

鉄・カルシウム・食物繊維の3つの不足を補うために、まずはこれらの食材を毎日の食事に取り入れてみてくださいね。本当にどれくらい栄養素が足りていないかどうかは、あすけんで食事内容を入力すれば簡単にチェックできます。ぜひ利用してみてください。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131105-00000302-womantype