高カロリー食として避けがちなファーストフードですが、どうしても食べたい時も・・・。メニューの選び方次第でダイエット中でも大丈夫!
実はヘルシーメニューもたくさんあるファストフード。メニューの選び方や食べ方さえ間違えなければ、ダイエットの敵ではないのです。上手な食べ方テクを身につけて!
【1】脂質オーバーに注意する
「1日の脂質量は50g以内に抑えたいものですが、ファストフードは全体的に脂質の割合が高いメニューが多いため、気にせずに食べていると脂質のとり過ぎに陥りがちです。ファストフードで食事をするなら、1食あたりの脂質量は20g以内を目安にしましょう。揚げ物よりグリルで油を落としたメニューを選んだり、サイドメニューではポテトではなくサラダを選んだりするだけでも、脂質量を調整することができます」(管理栄養士・安中千絵先生)
<高脂質メニューの脂質量>
・てりやきバーガー 22.8g
・ポテト(S) 8.2g
・シェイク 4.7g
合計:35.7g
<低脂質メニューの脂質量>
・ハンバーガー 10.8g
・サラダ 0.1g
・ウーロン茶 0.0g
合計:10.9g
【2】甘いドリンクを選ばない
「ハンバーガー+炭酸飲料やジュースという組み合わせはよくやってしまいがちですが、ダイエット中ということに限っていえば、これはNGな組み合わせ。コーラやジュース、シェイクなどの甘いドリンクは、カロリーも高い場合が多いのです。さらに甘いドリンクは糖分も多いため、ハンバーガーの脂質とドリンクの糖質を同時に多くとることになり、太りやすくなります。飲み物はお茶やブラックコーヒーなど、できるだけ低カロリーなものを選びましょう」
<甘いドリンク>
・オレンジジュース 146kcal
・コーラ 140kcal
・シェイク 325kcal
<甘くないドリンク>
・ブラックコーヒー 5kcal
・ウーロン茶 0kcal
※カロリーはすべてMサイズです。
【3】野菜の入ったメニューをつける
「野菜がたっぷり入ったバーガー類が増えてきているとはいえ、やはりそれだけでは野菜不足に陥りがち。野菜が不足すると、脂質や糖質の代謝に欠かせないビタミンやミネラルがとれないため、さらに太りやすい食事になってしまいます。サイドメニューで野菜ジュースやスープ、サラダをつけるなど、野菜の入ったメニューをプラスするようにしましょう。ただし、サラダのドレッシングには脂質の高いものもあるので注意してください」
【4】よくかんで食べる
のことを考えるなら早食いは厳禁! 血糖値が急激に上がることで、脂肪が蓄積されやすくなります。よくかんでゆっくり食べるようにしましょう。血糖値の上昇がゆるやかになるうえ、満腹中枢も刺激されるため、食べ過ぎも防げます。また、ドリンクやサラダなどを先にとって、空腹感をある程度満たしておくのも、早食いを防ぐのには有効です」
【5】残りの2食で調整する
「どんなにヘルシーメニューが増えたといっても、やはりファストフードは1日1食まで。続けてとると栄養が偏ってしまうため、残りの2食では不足した栄養素を補うような食事を心がけましょう。ファストフードで肉を食べたなら、他の食事ではたんぱく質を魚、大豆製品、乳製品などからとるようにすると、栄養バランスも整います。ただし、揚げ物など油を多く使った調理法は控えて。また、不足しがちな緑黄色野菜をしっかりとることが必須です」http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131112-00000301-fytteweb