不正な株式投資をしたとの疑いで、米証券取引委員会(SEC)のニューヨーク事務所に勤務する職員数人を、米連邦検察官とSEC総括監察官が調査した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が11日、関係筋の話として報じた。

WSJによると、SECには調査中の企業の株式を取引することを禁じる内規があり、職員の一部がこれに違反していなかったかを取り調べているという。調査されているのはニューヨーク事務所の職員のみで、ほかの事務所の職員に関しては疑いを持たれていないもようだ。

SECとマンハッタン地区の検事正はコメントを控えた。