第一屋製パン<2215、株価 - チャート>が続急伸。一時27円高の177円まで買われ、5月1日に付けた年初来高値167円を更新した。11日引け後、13年12月期連結利益予想を上方修正し、材料視された。
通期の業績予想で、売上高は245億円(前期比1.2%減)を据え置いたが、経常利益を2億円から3億円(前期は5400万円の赤字)へ、純利益を4000万円から3億9000万円(同2億2900万円の赤字)に増額した。キャラクター商品を中心に積極的な販売活動を実施したことや、原価低減に向けての改善が一層進んだことなどにより、夏の猛暑による売上高の減少や価格競争激化による影響を吸収した。
13年12月期第3四半期(1-9月)の決算は、売上高183億7500万円(前年同期比0.9%減)、経常損益2億7200万円の黒字(前年同期は2億5900万円の赤字)、最終損益は3億5600万円の黒字(同3億4400万円の赤字)だった。
午後1時6分時点の株価は、前日比17円高の167円。