農機をなど手掛けるタカキタ<6325、株価 - チャート>が反発し、一時78円高の299円まで買われている。11日引け後、14年3月期の単体業績予想を上方修正し、好感された。

通期予想で、売上高を55億円から57億円(前期比8.6%増)、営業利益を4億3000万円から5億円(同28.0%増)、純利益を2億7000万円から3億2000万円(同29.5%増)に引き上げた。13年9月中間期(4-9月)決算で、国の畜産経営における生産性や飼料自給率の向上などを目指した畜産経営力緊急支援リース事業の後押しがあり、汎用型飼料収穫機やホールクロップ収穫機が売上に寄与し、上ブレ着地となったことを織り込んだ。

13年9月中間期決算は、売上高33億4400万円(前年同期比16.5%増)、営業利益4億1700万円(同66.5%増)、純利益2億7200万円(同50.3%増)だった。

午後1時10分時点の株価は44円高の265円。