<2485> ティア 1150 -4葬儀請負と葬儀会館運営のティア<2485>は11日、2013年9月期業績を発表。売上高が前期比6.7%増の89.19億円、営業利益が同8.1%増の9.39億円、純利益が同23.5%増の5.17億円だった。利益は従来計画を上回っての着地となっている。売上高は上場以来、7期連続の増収を確保し、利益は2期連続の増益。

葬儀件数は、既存店が堅調に推移したほか、今期に開設した3店舗及び前期の新店4店舗が通年稼動したことにより、直営会館の葬儀件数は前年同期比6.9%増。また、葬儀単価は0.1%減と概ね前期と同水準を確保している。葬祭事業の売上高は前期比5.8%増。フランチャイズ事業はロイヤリティ収入が増えたほか、会館向け葬儀付帯品の販売増加し、同60.8%に拡大している。

2014年9月期については、売上高が前期比11.0%増の99.00億円、営業利益が同4.3%増の9.80億円、純利益が同4.4%増の5.40億円を見込んでいる。出店計画については、直営会館4店舗、フランチャイズ6店舗を計画。これにより合計で78店舗を計画している。また、設備投資については03年9月期は5.06億円となり、04年9月期については、8.01億円を計画している。

ティア<2485>は名古屋を地盤に中部・関東・関西エリアで葬儀会館「ティア」を運営。直営会館 37店舗、フランチャイズは事業会社 8社とクライアント契約を締結し 32店舗を展開。会館数は愛知県、岐阜県、三重県、大阪府、和歌山県、埼玉県の 1府5県に69店舗(13年10月末現在)を展開。「葬儀費用の完全開示」「適正な葬儀費用」を業界に先駆けて提唱し、顧客の支持を拡大。葬儀費用の準備に役立つ保険の取り扱いなども手掛けている。