アルプス電気<6770、株価 - チャート>が10月31日、13年9月中間期(4-9月)連結決算の上ブレ着地と14年3月期業績予想の上方修正を発表した。

中間期決算は、売上高が3282億5000万円(前年同期比24.1%増)、営業利益は111億3800万円(同3.9倍)だった。前回発表数値に対し、それぞれ422億5000万円、66億3800万円の大幅上積みとなった。為替相場が想定よりも円安基調で推移し、輸出環境が改善。電子部品、車載情報機器、物流の各事業ともに計画を上回る成績を収めた。

通期業績見通しは、売上高が前回予想の6000億円から6480億円(前期比18.6%増)へ、営業利益は同190億円から240億円(同3.5倍)に増額された。上期実績および第3四半期(13年10-12月)以降の事業環境を踏まえ、見直した。なお、下期の前提為替レートは1ドル=95円、1ユーロ=125円。

10月31日の終値は、前日比38円高の858円。