中外製薬<4519、株価 - チャート>についてクレディ・スイス証券では10月31日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は2500円から2600円に引き上げている。

13年12月期第3四半期(13年7-9月)連結決算を踏まえて、14年12月期以降の業績予想を上方修正、あわせて目標株価も引き上げている。14年4月の薬価改定を控えて最も打たれ強く、新製品の寄与によって、14年12月期以降の業績拡大が期待できる銘柄と考えるとコメント。14年12月期は原価上昇と薬価改定というハードルはあるものの、新製品の貢献で増収増益を確保する見通しにあり、2013年に発売した乳がん治療剤パージェタと骨粗しょう症治療薬ボンビバの貢献、同11月に薬価収載される見通しの乳がん治療薬カドサイラの寄与が見込まれるとしている。

10月31日の終値は、前日比98円高の2304円。