旭化成<3407、株価 - チャート>が10月31日、13年9月中間期(4-9月)連結決算での利益上ブレ着地と14年3月期の業績予想の上方修正を発表した。
通期業績見通しでは、売上高が前回予想の1兆8910億円から1兆9040億円(前期比14.2%増)へ、営業利益は同1300億円から1450億円(同57.7%増)に上積みされた。期初計画に対し、骨粗しょう症治療剤「テリボン」などの医薬品の販売が好調で、円安効果に伴うエレクトロニクス事業の収益拡大などもあり、収益が拡大する見込み。
中間期決算は、売上高が9189億8400万円(前年同期比16.7%増)、営業利益は742億9500万円(同94.0%増)だった。前回予想に対し、売上高で10億円強目減りしたが、営業利益では93億円近い増額となった。
10月31日の終値は、前日比17円高の745円。