日本郵船<9101、株価 - チャート>が10月31日、14年3月期の連結業績予想の修正と13年9月中間期(4-9月)決算を発表した。

修正された14年3月期予想は、売上高を2兆1385億円から2兆1910億円(前期比15.5%増)に引き上げたが、営業利益は465億円から420億円(同2.4倍)に減額された。純利益予想は300億円(同58.8%増)を据え置いている。

コンテナ船部門は、冬季の閑散期入りで荷動きが鈍化し需給ギャップが拡大するが、東西航路の減便と合わせ、運賃修復の努力を継続する方針。各種のコスト削減を推進するが、収支は引き続き厳しい状況が続くとみている。下期の前提条件は、為替レートが1ドル=97円、燃料油価格が1トン=630ドルとしている。

13年9月中間期決算は、売上高1兆891億2700万円(前年同期比15.4%増)、営業利益199億7200万円(同11.7%増)、最終損益205億600万円の黒字(前年同期は41億4900万円の赤字)だった。

10月31日の終値は、前日比27円安の299円。