三井製糖<2109、株価 - チャート>が30日、14年3月期の業績予想を修正。売上高を引き下げたものの、経常・純利益を増額した。

14年3月期の業績予想で、売上高を978億円から967億円(前期比0.5%増)に引き下げたものの、経常利益を70億8000万円から87億2000万円(同41.1%増)、純利益を42億5000万円から52億円(同16.8%増)に増額。純利益は一転して増益となる見込み。中間期決算で、売上高は砂糖販売量の伸び悩みから減収となったことや、利益面で、国内甘蔗糖会社およびタイの関係会社が前回予想を上回って推移したこと、受け取りロイヤルティーが増加したことなどで上ブレ着地したことを織り込んだ。

13年9月中間期(4-9月)決算は、売上高478億800万円(前年同期比1.0%減)、経常利益40億8900万円(同65.0%増)、純利益24億9500万円(同67.2%増)だった。

30日の終値は、前日比25円高の345円。