小田急電鉄<9007、株価 - チャート>が30日、14年3月期連結業績予想の上方修正を発表した。

通期予想で、営業収益を5183億円から5219億円(前期比1.3%増)へ、経常利益を343億円から371億円(同2.0%増)へ、純利益を210億円から220億円(同11.8%増)に引き上げた。中間期までの業績が堅調に推移したことに加え、雇用・所得環境に改善の動きが見られるなか、個人消費は持ち直しの傾向が続くものと見込まれていることなどを織り込んだ。

同時に発表した13年9月中間期(4-9月)決算は、営業収益2582億1700万円(前年同期比1.9%増)、経常利益242億800万円(同13.4%増)、純利益161億4400万円(同16.5%増)だった。通期予想に対する中間期実績の進ちょく率は、経常利益で65.3%、純利益で73.4%となっている。

30日の終値は、前日比3円高の957円。