明治海運<9115、株価 - チャート>が30日、14年3月期連結業績予想を上方修正し、純利益予想を前期比2.4倍の13億円へ引き上げた。従来予想は同10.8%増の6億円。1ドル=90円としていた想定為替レートについて、下期想定レートを1ドル=95円に見直したことから、売上高、営業利益が従来予想より増加する見込み。営業外における為替評価の影響もあり、経常利益、純利益も従来予想を上回る見通しとなった。

13年9月中間期(4-9月)連結業績は計画を上回り、純利益は前年同期比7.6倍の16億2500万円となったもよう。従来予想は同85.8%増の4億円だった。円安が寄与したほか、為替評価益32億4000万円を計上する。

30日の終値は、前日比27円高の443円。