お風呂でできる!超高速で「脚のむくみ」を治してしまう方法
「いつも夜になると、脚がむくんで辛い……」と悩んでいませんか?

妊娠中は、お腹に圧迫されて脚がむくんだり静脈瘤ができたり、脚にまつわるトラブルを抱えやすいです。しかし、出産後もむくみが悩みという場合は、”脚の筋肉量低下”が原因かもしれません!

お風呂でできる!超高速で「脚のむくみ」を治してしまう方法

そこで、テレビや雑誌を通して手軽なボディメイキングを広めるトレーナーの森弘子さんに、あっという間に脚のむくみを治してしまう画期的な方法を教えていただきました。

この方法がまた、驚くほど簡単! そのため、どんなにズボラな女性でも「これなら続けられる」と感動してしまうはずですよ!

■筋肉が減ることで脚がむくんでしまうメカニズム
まず、なぜ”筋肉量の低下”がむくみ脚につながってしまうのか? 最初に、そもそものメカニズムをお話しします。

「妊娠期間と産褥期間は、どうしても運動量が低下してしまうもの。しかし運動量の低下は、てきめんに筋肉量の減少につながります。中でも脚の筋肉が減ってしまうとどうなるか、ご存知ですか?

脚は、”第二の心臓”とも呼ばれています。心臓がポンプの働きをして送り出した血液が下肢にまで及ぶと、その血液は心臓に向かって戻り、循環します。

この循環を後押しするのが”脚の筋肉”なのです! 脚の筋肉が減少すると、血液を戻すポンプが弱った状態になり、脚に老廃物なども滞りやすくなります。その結果、むくみが生じてしまう、というわけなのです」

むくみは、脚の疲れが原因とよくいわれますが、そもそも筋肉量が低下していることが大きな原因だったんですね!

■脚のむくみ解消は”お風呂で指グーパー”が効果的!
森さんは、著書『8秒美ボディメイキングくびれ&上げ』でも、手軽に美しくなれる素晴らしいエクササイズをいくつも紹介しています。

今回のような脚のむくみについては、8秒どころか”たったの5秒”でできるエクササイズが有効だそうです! さっそく、お風呂の中でできる、超簡単なむくみ解消法を伝授していただきました。

「湯船に浸かってリラックスしながら、両足の指をグーパーグーパーと閉じたり開いたりしましょう。湯船に浸かっていると、血流が促進されます。そのため、むくみ解消の即効性がのぞめます」

お風呂でくつろぎながら指グーパーすると、即効で解消されるなんて嬉しいですよね! 筆者も実際に試してみましたが、全く負担がないのでハマってしまいました。指の動作だけなので、退屈になりやすい”体を洗った後”にピッタリでしたよ。

■筋肉を増やして脚のむくみが起きにくい体質になろう!
最後に森さんから、今後の脚のむくみ対策についてもアドバイスをいただきました。

みなさんは脚のむくみが起きたとき、真っ先に血流促進のマッサージをすると思います。もちろんこれも大切なのですが、むくみにくい体質になるためには、脚の筋肉を鍛えた方がいいとのこと。

「妊娠期間中に減少した脚の筋肉を取り戻すことで、むくみが起きにくい体質に改善できるのです」

慢性的にむくむようなら、脚の筋肉を鍛えることも意識していきたいですね。

いかがでしたか?

脚は、筋肉が減ると細く見えやすいです。それで、喜んでしまって鍛えることに頭がいきにくいと思います。しかし、油断は禁物! 森さんの言う通り、脚の筋肉は血液を心臓に戻す大事な存在。しっかり鍛えていきましょう!

【取材協力】
※ 森弘子・・・ボディメイキングトレーナー。東海大学文学部大学院生のころよりモデルの仕事を行い、無理なダイエットが体にいかに悪いかを身をもって経験。それがきっかけとなり健康で美しい体づくりのためのトレーニングと栄養摂取のありかたを追求し始める。

35歳でボディフィットネス競技と出会い東京大会で4連覇。40歳で出産後も体型をキープ。現在はジムでの指導、テレビ出演などを通して、簡単にできるボディメイキングを広めている。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131030-00010006-itmama