色んな病気に効き目絶大?中国で「あの昆虫」の薬膳効果が話題、ブームに!

信じられないような話ですが、中国では「ゴキブリ」が胃腸炎、十二指腸潰瘍、結核に効く薬として急速に広まっているそうです。西洋医学の薬に比べて安価なのも、人気の秘密のようです。

以下、お食事中の方は自己責任でお読みください。

中国では今、「ゴキブリ料理」が注目され始めています。人気の秘密は味わいではなく、その薬膳効果なのだとか。胃腸炎、十二指腸潰瘍、結核などに効果があるそうで、山東省などを中心に、食用する人が増えています。

山東農業大学のリウ博士によれば、「ゴキブリは『奇跡の薬』です」とのこと。多くの病気に効果があるだけでなく、その効果が高く、効き目が早いのもポイントなのだそうです。中国には西洋医学の薬は高価で買えない、という人々も多く、安く手に入るゴキブリはまさに救世主的な存在なのかもしれません。

定番の食べ方は、カリッとフライ。2度揚げすることで、サクサクとクリスピーな食感が楽しめるのだとか。中身は柔らかく、カッテージチーズのよう。若干アンモニア臭がありますが、「唐辛子でスパイシーに味付けするといいですよ」とゴキブリ農家のワンさん。現在、2200万匹のゴキブリを育て、出荷しています。

かなり勇気がいりますが、食べられないことはない・・・のかも?山東省にお出掛けの際は、記念に試してみてはいかがでしょうか?

参考:Cockroaches: the new miracle cure for China’s ailments
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/china/10399443/Cockroaches-the-new-miracle-cure-for-Chinas-ailments.html