なんと幼児は生後15ヶ月でもう善悪の区別がついていた!?
最新の研究で、生後15ヶ月の赤ちゃんにも物事の公正さ、不当さの区別が出来る能力が備わっていることが分かってきました。

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“道徳心”、これこそが、同じ赤ちゃんと言えども人間と動物の最も大きな相違なのかもしれませんね。



イギリスのニュースサイトMail Onlineによると、この赤ちゃん研究では、まず赤ちゃんたちにクラッカーとミルクを与えたそうです。

ただしこれらの配布量は平等ではなく、それぞれに不平等に与えたとか。赤ちゃんたちは配布中に配布物を観察し、クラッカーやミルクが多く与えられた赤ちゃんの配布物を長い時間注意深く見つめていたという面白い結果が出たのです。

実験を行ったゾンマヴィル博士は、「幼児たちはそれぞれが平等にクラッカーとミルクが与えられることを期待していたようですが、ひとりの幼児だけが他の子よりも多く与えられたことに、とても驚いた様子を示した」と語っています。

また興味深いことに、同じ赤ちゃんで行われた研究では、“食べ物の不平等な配布に、より驚きを示した赤ちゃんは、自分の大好きなおもちゃを他人と共有する意思を示した”とのこと。

つまり、この実験から分かることは、食べ物への公正さに敏感な赤ちゃんほど、非常に若い月齢でさえも、利他的にふるまうことが出来るということです。



わずか15ヶ月ですでに赤ちゃんの個性が芽生えているというのも驚きますが、何より、小さくても何が公正なのか否かを本能的に直感的に習得している赤ちゃんの未知なる能力に脱帽します。

今、子育て中のお母さんやプレママさん、赤ちゃんはママの行動を日々観察しながら道徳心を養っているのかもしれませんね!http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131028-00010005-biranger