マーケティング支援のトレンダーズ<6069、株価 - チャート>が大幅続落し、一時206円安の1164円を付ける場面があった。前週末25日引け後に13年9月中間期(4-9月)および14年3月期の単体業績予想を下方修正、いずれも一転して大幅減益見通しとなり、嫌気された。

通期業績見通しでは、売上高が前回予想の21億円から18億円(前期比11.4%増)へ、営業利益は同5億1000万円から1億5000万円(同62.9%減)に引き下げられた。中間期において、不正業者によるステマ問題に起因するブログサービスの一時的な不振や、新サービス開発への人員配置強化に伴う人件費比率の悪化などにより、収益が低迷。直近の受注は持ち直しているが、依然として新サービスの早期立ち上げや業界動向などが不透明なため、通期は保守的に修正したとしている。

28日の終値は、前週末比203円安の1167円。