いろいろな説があるけれど…。1日に本当に飲むべき水の量はどのくらい?「男性2.6リットル女性1.8リットル」

ヘルシーな毎日を送るために、水をたくさん飲むのが良いという話は誰もが耳にしたことがあるでしょう。

でも巷ではさまざまな説が飛び交っていて、ある人は2リットル飲むと良いと言うし、ある人は1.5リットルで良いと言います。

一体どの説が最も信頼性の高いものなのでしょうか。

アメリカのMayo Clinicの研究によると、1日に本当に飲まなければならない水分量は男性の場合は2.6リットルで、女性の場合はそれ以下の1.8リットルだそうです。

それでも個人の身長や、体重、ライフスタイルによって微妙にその数字は前後するので、自分にとって一番体の調子が良い水の量をいろいろ試してみるのもいいかもしれませんね。

私たちの体重の約60%は体内に含まれている水分から来ています。

このことから水分は何にもまして大切な栄養分であることがよくわかりますよね。

体から水分を抜き取ってしまえば、体重が60%も減るので、ダイエット中の人たちはつい水分を減らしたくなっちゃうかもしれませんが、水分不足は恐ろしい病気を招くので絶対にしてはいけません。

普通に生活しているだけでも、水分はかなり速いペースで体から失われていきます。

水分が減ってくると、のどが渇くだけではなく体のエネルギーが失われ、吐き気や頭痛、疲れの原因になり、時には激しい脱水症状で入院しなければならなくなることもあります。

普段からいつも水を入れたボトルを持ち歩き、こまめに水分補給しましょう。

上記にあげた水分量よりももっと多くの水分を摂取しなければならない場合もあります。運動する時、病気の時、妊娠中、授乳中の時です。

エクササイズする際の水分補給のポイントは、運動する前に水分補給することです。脱水症状を起こしてしまってからだと、回復に時間がかかってしまいます。

また下痢などの病気を発症したら、上記の水分量にこだわらず自分が飲めるだけの水分を摂取するようにしましょう。

あなたが妊婦さんであるなら、普段から1日2リットル、また授乳中のお母さんであるなら1日2.6リットルの水分が最低必要になります。

自分の状況に合わせて柔軟に水分量を調節して、いつでも体を潤った状態に保つように心がけましょう。

参考:How Much Water Should You Drink Each Day?
http://ph.she.yahoo.com/blogs/healthy-living/much-water-drink-day-140900487.html