1328GMT    24日終盤ユーロ/ドル  1.3803 1.3799 ドル/円    97.380 97.270 ユーロ/円   134.41 134.22

25日終値     前営業日終値 株 FT100    6721.34(+8.16)   6713.18

クセトラDAX    8985.74(+5.11)   8980.63

金 現物午後値決め    1347.75   1344.75

先物清算値

3カ月物ユーロ(12月限)   99.73 (‐0.00)

独連邦債2年物(12月限)  110.38 (‐0.02)

独連邦債5年物(12月限)  124.66 (+0.01)

独連邦債10年物(12月限) 141.06 (+0.19)

独連邦債30年物(12月限) 124.98 (+0.44)

現物利回り

独連邦債2年物       0.190 (0.176)

独連邦債5年物       0.777 (0.774)

独連邦債10年物      1.754 (1.768)

独連邦債30年物      2.636 (2.657)

<為替> 独IFO経済研究所が発表した10月の独業況指数が6カ月ぶりに低下したものの、ユーロの下落は限定され、対ドルで2年ぶり高値近辺で推移している。

米連邦準備理事会(FRB)が当面は現在の量的緩和水準を維持するとの観測が高まるなか、資金の流れはユーロに向かっており、アナリストの間ではユーロ/ドルは1.40ドルまで上昇する可能性があるとの見方も出ている。

ユーロ/ドルは一時2011年11月以来の高値となる1.3833ドルまで上昇。その後も大きく下げず1.3804ドルで推移している。

ユーロ/円は0.2%高の134.42円。

ドル/円は0.1%高の97.38円。

<株式> ロンドン株式市場は小幅続伸、週間では3週連続で上昇した。ただ、数年来の高値水準に迫る水準では買い意欲に乏しい。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は8.16ポイント(0.12%)高の6721.34。5月につけた13年ぶりの高値にあと1.8%に迫った。

英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が3.3%上昇して、相場を押し上げた。市場関係者によると、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が、銀行への流動性供給条件を緩和すると、カーニー総裁が前日に表明したことを好感した。

トムソン・ロイター・データストリームによると、FT指数のバリュエーションは過去10年の平均を上回り、向こう1年の株価収益率(PER)も6月中旬から16%上昇しており、通常みられる年末の株高を狙った需要が後退する恐れもある。

トムソン・ロイターのデータによると、FT指数採用銘柄の利益見通しについて、市場関係者が予想を相次いで引き下げており、こうした動きも相場の重しとなりそうだ。

セキュリティーサービスのG4S<GFS.L>も2.2%上昇した。市場関係者によると、HSBCが同社の投資判断を「アンダーウエイト」から「ニュートラル」に引き上げるなどしたことが追い風となった。

衛星放送大手BスカイB<BSY.L>は2.2%安、フットボールのチャンピオンズ・リーグ放映権入札への参加で、収益に影響が及ぶ恐れがあるとして、マッコーリーが同社の投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げたことを嫌気した。

欧州株式市場は小反落。テレコム・イタリア<TLIT.MI>が売られ通信セクターが下落したほか、ボルボが重しとなり、工業株が軟調となった。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は1.13ポイント(0.09%)安の1284.76。週間ベースでは0.6%高と、3週連続で上昇した。