太ったor痩せたの分かれ目は2時間以上の●●と判明!
食欲の秋真っ盛りですが、あなたは「最近、太ってきたな……」と感じていませんか?

「以前と同じ量を食べてもどんどん太っていく」「お肉(脂肪)のつく位置が変わった」など、年齢を重ねると以前よりも太りやすくなるという声をよく聞きます。

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その原因のひとつは代謝。代謝が低下すると、エネルギーが消費されにくく、余った分が脂肪として体内に蓄積され、太りやすくたるみがちになるのです。

そんな女性の代謝に関する実態がこのたび、ドクターシーラボ「顔のたるみ研究所」が20~60代の女性1,014人を対象に行ったアンケート調査で明らかになったのでご紹介します!



■9割以上が代謝の低下を体重で実感! 代謝の曲がり角は30代!?

まず最初に、「あなたは『代謝が落ちている』と感じることがありますか?」という質問には、91%もの女性が「感じる」と回答。ほとんどの女性が代謝の低下を実感していることが分かりました。

年代別に比較すると、30代では20代の3倍近い女性が代謝の低下を実感し、30代以降はその実感に大差がないことから、“代謝の低下を実感する分かれ目は30代であること”が推測できます。

よく「30代を過ぎると、ガクッとくるよ!」なんていう話をよく聞きますが、確かに30代が代謝の大きな曲がり角となっているようですね。

また、どんな時に代謝の低下を感じるのか聞いたところ、以下のような結果に。
Q.どんなときに代謝が落ちていると感じますか?
1位 太りやすい、やせにくい 59.0%
2位 疲れやすい、疲れがとれない 52.0%
3位 乾燥やしみ、シワなど肌の不調 44.7%
4位 頭痛や腰痛、肩こり、眼の疲れがある 38.7%
5位 体がむくみやすい 27.7%

“代謝の低下”と“身体・肌の不調”を結びつけて感じている女性が多いことが分かります。



■以前に比べて「太った」と感じている女性が全体の6割!

調査では、「代謝の低下」と「太りやすさ」の関連性を実感している回答の多かったことに着目。

体重の増減に関して質問したところ、アンケートに答えた全体の約6割の女性が、以前にくらべて「太った」と回答。加齢とともに、体が重くなる傾向にある女性が多いことが予想されます。



■やっぱり動く人は太りにくい! カギは2時間以上の運動量

つづいて、「1日の運動・動作(歩く・立つ等)時間」と「体重の増減の変化(体型の変化)」の関係性をみました。

すると、以前に比べて「太った」と答えた人は、約半数が「1時間未満」の運動時間であることが明らかに。一方で、以前よりも「痩せた」と答えた人は、半数以上が「2時間以上」の運動時間をもち、1時間未満は約3割に留まりました。

このことから、痩せ傾向にある人ほど1日の運動・動作時間が長いことが分かります。
この結果を見ると、運動など身体を動かすことは、代謝を高めて太りにくく痩せやすい身体へと導いてくれるといえそうですね。



■代謝を高めるために「何もしていない」という女性が多数!

「身体を動かせば痩せる」、いわれてみれば当たり前のことですが、実際に意識して身体を動かしている人はどれくらいいるのでしょうか。

「代謝を高めるためにどのようなことに取り組んでいますか?」という質問に対しては、「何もしてない」という回答が39.0%とダントツで多く、ほとんどの女性が代謝の低下を感じているにも関わらず、改善への取り組みを行えていないことが判明。

その他には、「入浴(湯船につかる)習慣をもっている」(27.2%)、「食事の摂り方に気を配っている」(19.8%)という人が多いという結果となりました。

気候もよく過ごしやすい秋は、スポーツやウォーキングをするにもうってつけの季節。「このところ、体重が落ちにくくなってきた……」とお悩みの方は、この機会に何か運動を始めてみるのも良いのでは。

また、お風呂や食事など、日常生活の中で自然と代謝を上げる工夫ができたら良いですよね。

この調査を行ったドクターシーラボ『顔のたるみ研究所』では、代謝とたるみの関係を明らかにするとともに、代謝の低下を防ぎ維持する方法などを特集しているので、ぜひチェックしてみてはいかが?http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131025-00010004-biranger