最近のコンビニはダイエットや健康への意識が高い商品が多く、ダイエット中には強い味方に。ダイエットメニューを選ぶコツは?

 忙しくてなかなか自炊できないから、つい外食などでカロリーオーバーになりがち・・・。よくあるダイエットの悩みですが、コンビニ食を家やオフィスの中で食べる「中食」で解決できるんです。

コンビニ食というとボリュームたっぷりで高カロリー、野菜が少ないのでは?と思いがちですが、最近は少量だったり、健康的な食材を中心にしていたりと、ダイエットに役立つメニューが充実し、忙しいけどやせたい女性の強い味方に!

コンビニ食を活用してダイエットするときのコツは?
「バランスのいい献立のお手本が定食。主食、主菜、副菜を組み合わせたメニューです。コンビニは少量のおそうざいや缶詰類が充実しているので、何品かを組み合わせ、定食スタイルの献立をつくりましょう」(管理栄養士・佐々木由樹先生)

そうやって商品を選ぶとき、チェックしたいのがパッケージにある栄養表示。表示されているカロリーを見て、1食あたり500kcalを目安にするとベスト。

コンビニでダイエット食を選ぶときのポイントをチェックして、忙しいときでも着実にダイエットしましょう!

【ポイント1】主食1:主菜1:副菜2のバランスで1食のメニューを
それぞれの一般的な1人前の量を1として、主食1:主菜1:副菜2のバランスで組み合わせます。1品では量が1人前に満たない場合は、複数の品を組み合わせて。たとえばレタスとハムのサンドイッチなら、パンを主食1、ハムを主菜1/2、レタスを副菜1/2のようにカウントします。

<たとえば・・・>
・主食:ごはん、パン、そば、うどんなど(1人前×1品)
・主菜:肉、魚や卵、大豆製品やそれらを使ったおかず(1人前×1品)
・副菜:野菜、きのこ、海藻やそれを使ったおかず、ジュース(1人前×2品)

【ポイント2】栄養表示を見て商品ひとつあたりのカロリーチェック
ダイエット中の1食の献立は、500kcal前後を目安に組み立てるといいでしょう。栄養成分表示を見てカロリーを確認するときは、どの分量あたりのカロリーであるかも見るように。また、原材料は多く使われているものから順に記載されているので、そちらも要チェック!

【ポイント3】ヘルシー食材を使ったメニューを積極的に選ぶ
キレイに、スムーズにやせるにはたくさんの食材をとり、栄養をバランスよく補うことが大切。最近のコンビニでは野菜や海藻、雑穀などヘルシー素材にこだわってつくられた商品が充実!見逃さずに活用を。

<おすすめのヘルシー食材>
・緑黄色野菜
β-カロテンを豊富に含む緑黄色野菜。おひたしやサラダなどで積極的にとって。

・精製されていない茶色い素材
全粒粉のパンや玄米など、見た目が茶色っぽい商品は食物繊維がたっぷりとれます。

監修/佐々木由樹、取材・文/室川円香http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131025-00000301-fytteweb