好きな男に「涙を流させる」コツと意外な心理学的効能が判明!
「男性は人前で涙を見せてはいけない」というような言葉を、耳にしたことがあるかと思いますが、実際のところ、男性は女性に比べて、あまり泣かないものなのでしょうか?

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シチズン時計株式会社が提供するWEBマガジン『リアルスケール』が、全国の男性1,620人と女性1,088人を対象に、“みんなの感涙事情”についてアンケート調査をしました。男性は本当に泣かないのか、もし泣くとしたどんなときなのか、以下にその調査内容をお伝えします。



■男性は女性より“泣かない”ことが判明

アンケートのなかで、「一年以内に感動の涙を流しましたか?」という質問に対し、全体では 74.7パーセントが“ある”と回答しましたが、男女別では女性 の83.1パーセントが“涙を流した”と回答したのに対して、男性で“涙を流した”のは 69.1パーセントという結果に。どうやら、男性は女性と比べると、あまり感動では涙を流さないようです。

また“涙を流した”と答えた人に泣いていた時間についてたずねたところ、男女ともに「2分から3分程度」が最も多い回答結果となりましたが、次いで多い回答が、男性は「1分以下」、女性は「5分程度」でした。泣いたことがあるという男性のなかでも、泣いた時間は女性と比べて非常に短いということですね。男性は子どもの頃から言われ続けてきた「男は涙を見せてはいけません」という言葉の影響からか、そもそもあまり感動しないからなのか、女性と比べて“泣かない”という実態が改めて見えてきました。



■泣かない男を“泣かす”コツ

では、そんな“泣かない”男性が感動の涙を流してしまうのは、いったいどんなときなのでしょうか?

男性に、“感動して流した涙の理由”をたずねたところ、52.0パーセントが「映画やTV」と答え、次いで18.0パーセントが「スポーツ」と答えました。どうやら男性は、映画やテレビを見ているうちに、またアスリートたちが試合をがんばっている姿を見るうちに感情移入してしまい、涙を流すことが多いようです。

一方、女性の場合は、47.6パーセントが「映画やTV」と答えたものの、次いで多かったのは「その他」という答えでした。その内訳を見ると、女性は他人に感情移入して泣くというよりも、自分自身におこった出来事で泣くことが多いようです。

つまり、男性の方が女性に比べて、泣くこと自体は少ないものの、他人に感情移入して泣いてしまうことが多いロマンティスト、といえるかもしれませんね。

滅多に泣かない彼を泣かすなら、スポーツ観戦か映画鑑賞。とくに“動物との感動のお話”や“友情や絆を描くマンガ原作”も効果アリのようです。



■ 彼を“泣かす”ことの意外な心理学的効果

男性は女性に比べてあまり泣かないという結果でしたが、そんな男性に“涙を流させる”ことには、意外な心理学的効果があると考えられます。

『Menjoy!』の以前の記事、「人はなぜ嫉妬するのか…このメカニズムを帰属理論で解明」や「心理学的に“恋に落ちやすい”遊園地のアトラクションとは?」でも紹介したように、人は自分の行動や態度の原因がいったいどこにあるのかをつい考えてしまいます。

これは、心理学的には“帰属理論”と呼ばれるものですが、普段泣かない男性が涙を流したときにも、自分がどうして泣いているのか、その理由を考えてしまいます。

もし、普段一人でテレビを見ていても泣かないのに、大好きな女性と一緒にテレビを見ていて泣いてしまったなら……彼は「彼女と一緒にいると素直になれるんだ」と、勘違いしてしまうかもしれません。

実際には偶然その番組の内容に感動して泣いてしまっただけなのですが、彼は彼女と一緒だから素直になれて感動できたと思い込み、彼女に対する信頼や安らぎの気持ちを高まらせ、より好きになってしまう可能性もあるのです。



彼の気持ちをぐっとつかまえる恋愛テクニックとして、彼と一緒に映画やテレビ、スポーツを見て、彼を“泣かせて”みてはいかがでしょうか?http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131025-00010005-menjoy