ここまでヒドイの!? 恐ろしい「知覚過敏」の驚くべき真実
冷たいものやスイーツを食べたときに、歯がチクッとしみることはありませんか? 『知覚過敏』という言葉も、TVCMなどによってメジャーになってきましたよね。
実は、今の日本では“歯がしみる痛み”を約20%もの人が(年齢を問わず)感じていることが、花王の調査で分かりました。そしてその原因のひとつは『歯周病』なのだとか!

歯がしみるのは、歯肉炎から歯周炎へと症状が進行するサインのひとつ。これは放置したら大変なことになってしまいます。



まず、なぜ歯がしみてしまうのでしょうか?

歯ぐきが下がると、下から象牙質が露出してしまいます。すると、象牙質に存在している象牙細管を通して様々な刺激が伝わりやすくなるので、冷たいものや熱いものを食べたときや、歯みがきの時に、歯がしみて痛みを感じる(象牙質知覚過敏)ことがあるのです。
歯周病は、歯肉炎や歯周炎など、歯ぐきの病気の総称。その症状は、歯ぐきの腫れや出血からはじまり、進行すると歯周ポケットが作られて、ひどくなると、このように歯を支える土台の骨が溶け出してしまいます!
考えただけでも恐ろしいですね! 健康な歯ぐきが恐ろしい歯周病になるまでには、一体どのようなステップを経て進行していくのでしょうか?

まず、歯ぐきが腫れてきたり、歯みがきのときに出血があると、それは『歯肉炎』のはじまり。それから、歯ぐきがぶよぶよしてきたら『軽度の歯周炎』。その後、どんどん歯ぐきが下がっていくと、それは本格的な『歯周炎』と区別されています。



では、恐ろしい歯周病はどのようにして予防していけばよいのでしょうか?

「歯がしみる」と感じる人の中には、歯みがきの時、歯ブラシが触れただけで痛みを感じる人も。もし歯みがき時に痛みを感じた場合、しっかりブラッシングできなくなるので、歯周病がさらに悪化してしまいます。

そこで今回ご紹介するのは、花王から「歯周病が進行した人こそ、しっかり磨いてほしい」と新しく発売された『ディープクリーン』のシリーズ。
この歯みがきペーストは、物質表面に被膜を形成することで摩擦を軽減する作用を持つ、ステアリンという物質を配合しているのが特長。なんとファンデーション作りの研究を生かしているのだとか!

化粧品を扱うブランドならではの技術ですね。これで、しみる痛みを感じる部位も、やさしくしっかり磨くことができるようになりました。



超高齢化社会を迎えた日本では今、成人の約7割が歯周病にかかっているそう。そしてその数は、今後さらに増えると予想されています。

食事のたびに、「歯がしみて痛い」と感じたら、せっかくの楽しい食事も台無し!  おいしいものを楽しく食べるためにも、今のうちから歯のエイジングケアに注目しておきましょう!http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131025-00010000-biranger