食欲の秋!その食欲は「冬季うつ病」のサインだった!
秋も深まり寒さが増してくる今の時期は、うつ病患者が増えているそうですよ。そして食欲が無くなる夏の「うつ病」とは打って変わり、寒い時期のうつ病は「食欲旺盛」になるそうです。あなたは大丈夫?
まず理解したいのが、「冬季うつ病」は「冬季」になる「うつ病」という意味ではないということ。似ているけれど、うつ病とは異なる「違い」がいくつかあるのでご紹介しましょう。
まず、うつ病の症状の一つでもある「不眠」が、そう。なかなか眠りにつけないうつ病とは違い、「冬季うつ病」になるととにかく眠くなるそうですよ。これは、身体がいまだ夏モードなのに脳は冬眠モードに入ってしまうことでホルモンバランスが崩れるからなのだとか。
そして、「食欲不振」に陥る傾向にある「うつ病」とは異なり、「冬季うつ病」に悩まされている人は頻繁に空腹感を覚え、過食に走ってしまうといいます。
しまいには「秋はおなかがすいて、眠くなるものだ」と思ってしまうことで、手遅れになるまで気がつかない場合が多いそうです。
そして、「完璧主義者」「神経質な人」がうつ病になりやすいとよく言われていますが、冬季うつ病は「おおざっぱな性格の人」「楽観的な人」でも突然なってしまうそう。いつもと何か違うなと思ったら「季節変わりだから」と片付けずに、身体のリズムに目を見張るようにした方が良いかもしれません。
予防としては、「サバなどの青魚を意識的に食べる」「朝は日光を浴びるようにする」「早寝早起きしない」「過食をしない」という方法があるそうです。一度なってしまうと毎年繰り返してしまう場合もあるというので、今のうちから気をつけておきたいものですね。「冬季うつ病」の存在を知っておくだけでも、きっとだいぶん違ってくるはず!
参考:11 Warning Signs of Depression
http://health.yahoo.net/articles/depression/11-warning-signs-depression