23日のロンドン株式市場は10営業日ぶりに反落。銀行株への売りが相場を下押しした。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は21.18ポイント(0.32%)安の6674.48。
ただ年初以降では13%値上がりしており、今年5月下旬につけた13年ぶり高値まで3%に迫っている。
JNフィナンシャルのトレーダー、リック・ジョーンズ氏は、指数が年末時点で6900─7000ポイントに達する可能性があると予想した。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が2.7%安。モーゲージ担保証券(MBS)をめぐる米当局の動きに加え、オズボーン財務相がRBSを解体して不良債権の受け皿となる「バッドバンク」を設立することを本格的に検討していると報じられたことが圧迫材料となった。